こんにちは、ぺりかんです。
今日は、赤ちゃんがせきが出たときの対処法や、病院を受診するタイミングなどについてまとめてみました。
何故せきが出るの?
せきは、器官にたまった分泌液や異物を除いて、呼吸機能を正常に保とうとするための防衛反応です。
ウイルスや細菌、のどに落ちてきた鼻水などで呼吸器の粘膜が刺激されたときや、ウイルスや細菌が呼吸器の粘膜に感染して炎症を起こしたときなどにせきが出ます。
せきが出たら確認したいこと
①せきが出たときの状況を確認
いつどういう状況でせきが出るのかを観察します。
せきが出る時間帯や布団に入ったときか、特定の季節や特定の食べ物を食べたときなのかなど、せきが出る状況を確認しましょう。
②せきの音を聞く
ゴホンゴホン・コンコン・ケーンケーンなど、どんな音のせきなのか観察します。
ゼーゼーやヒューヒューという音が聞こえるかなど、呼吸の様子も確認しましょう。
③せき以外の症状を見る
元気はあるか、機嫌はいいか、食欲はあるか、ちゃんと眠れているかなど、普段と違う様子がないかを観察します。
また、発熱や鼻水、のどが赤いなどのせき以外の症状も確認ししょう。
④食べたり飲んだりができるか
おっぱいやミルク、その他の水分がとれるか、離乳食や食事がとれるかを確認しましょう。
食べたり飲んだりができないと、脱水症状を起こす可能性があります。
病院を受診するタイミング
ホームケアでOK!
●元気で食欲があり、せきが徐々に軽くなる
時間内に受診
●せき以外に発熱・鼻水・下痢・嘔吐などの症状がある
●眠れているが、せきが出る
●せきが長引いている
時間外でも受診
●呼吸が苦しそう
●一日中せきをしていて眠れない
●ゼーゼー・ヒューヒューなどの音がする
●水分や食事がとれない
●声が出ない
緊急受診!!
●唇の色が紫色になっている
●何か詰まったように激しくせき込む
赤ちゃんは気道が狭いので、ちょっとしたせきでも急激に悪化することがあります。
またせきがひどい場合は、気管支や肺まで炎症が広がっていることもあるので、早めに受診するようにしましょう。