こんにちは、ぺりかんです。
今日は、赤ちゃんの鼻・耳・ツメのお手入れの方法についてまとめてみました。
鼻の掃除はこまめに!
大人は口でも呼吸ができますが、赤ちゃんは鼻での呼吸が中心です。
鼻で呼吸をしているので、おっぱいやミルクを飲み続けても苦しくはありませんが、鼻が詰まると途端に苦しくなってしまいます。
そうならないためにも、毎日チェックをして詰まる前に鼻掃除をしてあげましょう。
鼻くそは、綿棒の先で鼻の穴の入り口付近を引っかけるようにしてとります。
鼻水は、綿棒の先をクルクル回しながら引き出すようにすると、奥の鼻水までからめ取ることができます。
綿棒の先で鼻くそを奥に押し込んでしまうことがよくありますが、無理に取ろうとせず、自然に入り口付近に出てきたときに取るようにしましょう。
また、鼻が詰まっているときは、鼻吸い器を使って取ってあげましょう。
耳の掃除はほどほどに!
耳垢には、細菌が耳の中に入ってこないようにガードする働きがあるので、キレイに取らなくても大丈夫。
耳の穴の入り口付近に出てきた耳垢だけ綿棒で取ればOKです。
耳の穴の奥に耳垢が見えていると、つい取りたくなってしまいますが、綿棒を耳の奥まで無理に入れてはいけません。
耳の中の皮膚は薄くてやわらかいので、綿棒で傷をつけると外耳道炎になる恐れがあります。
耳の奥にある耳垢が気になるときや、耳の聞こえが悪くなっていると思われるときは、無理に取ろうとせず耳鼻科で取ってもらいましょう。
ツメは角を残さないように!
赤ちゃんのツメはすぐに伸びてきます。
そのままにしておくと、赤ちゃんがツメで自分の皮膚を傷つけてしまうので、こまめに切ってあげるようにしましょう。
とくに皮膚にかゆみがある病気の場合は、かきこわして悪化しないように必ずお手入れしましょう。
ツメを切るときは角を残さないように切るのがポイントです。
角が残っていると、皮膚にツメがあたったときに傷つけやすくなってしまいます。
1~2回で切ろうとするとどうしても角が残ってしまうので、何回かに分けて角を切り落とすようにしましょう。
【ツメ切りでやってはいけないこと】
ツメを皮膚ギリギリまで切る
赤ちゃんのツメがすぐに伸びてしまうからといって、皮膚ギリギリのところまで切るのはやめましょう。
深ヅメで痛くなったり、切るときに手元が狂って皮膚を傷つけてしまうことがあります。
ツメの白い部分を少し残すくらいで切りましょう。
大人用のツメ切りで切る
大人用のツメ切りは刃の部分が大きく厚くなっているので、赤ちゃんのツメを切ると深く切りすぎてしまうことがあります。
また、大人用のツメ切りでは、赤ちゃんの小さなツメを少しずつ切ることもできません。
赤ちゃんのツメを切るときは、きちんと赤ちゃん用のツメ切を使うようにしましょう。