こんにちは、ぺりかんです。

 

乳幼児が発症する注意すべき病気のひとつ『川崎病』。

医療が進歩している現代で、年々患者数が増えていて、合併症により心筋梗塞などの深刻な病気を引き起こすこともある怖い病気です。

 

今日は、そんな川崎病の原因、症状、治療法などについてまとめてみました。

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川崎病とは?

川崎病は、正式には『急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群』といい、全身の血管が炎症を起こす病気です。

発症の原因ははっきりわかっていませんが、感染症によって過剰な免疫反応が起こり、炎症が現れているのではないのかと考えられています。

ウイルスや細菌に感染すると、体を守るために免疫反応が起こるのが正常ですが、川崎病の場合はその反応が大きく組織を破壊してしまうのです。

患者の80%以上は4才以下の乳幼児で、毎年1万人以上の子どもが発症しています。

女の子に比べて男の子の方が、1.3倍感染率が高いというデータもあります。

1967年に小児科医の川崎富作博士が世界で初めて発見した病気なので『川崎病』と呼ばれています。

症状は?

①40度近い高熱が5日以上続く

②目が充血する

③頸部のリンパ節が腫れる

④唇が赤くなり、舌に赤いブツブツができる(イチゴ舌)

⑤手足が赤くパンパンに腫れ、その後指先の皮膚が剥ける

⑥全身に不定形の赤い発疹が出る

このうち、5つ以上該当する場合、4つでも冠動脈瘤がある場合は川崎病と診断されます。

その他にも、BCG接種の痕が赤くなる、下痢、お腹の張り、関節の痛みなどの症状が現れることも。

治療法は?

症状や回復には個人差はありますが、急性期の症状は1~2週間で治まることがほとんどです。

しかし急性期の症状が治っても、200人に1人の割合で後遺症として冠動脈瘤を発症します。

川崎病の治療の最大の目的は、その冠動脈瘤を発症させないことです。

炎症が強かったり、発熱が長引いたりすると冠動脈瘤ができやすくなるため、川崎病を診断されたら少しでも早く炎症を抑える治療を行います。

川崎病は入院治療が基本で、薬は炎症を抑える『アスピリン』と、血液製剤の『ガンマグロブリン』が使われます。

もし大きな冠動脈瘤ができてしまった場合には、バイパス手術を行うこともあります。

 

入院期間は軽症で1週間~10日程度、症状によっては2~3週間程度入院して様子を見ることもあります。

また退院後少なくとも5年くらいは、定期的に冠動脈瘤の状態を超音波で調べる必要があります。

 

 

川崎病は患者数が年々増加していて、後遺症を残す可能性もある病気にもかかわらず、その発症原因がわかっていないため、予防することが難しい病気です。

しかし、早期発見で後遺症の確立を減らすことはできるので、もし気になる症状が見られたら早めに受診をしましょう。

 

 

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