こんにちは、ぺりかんです。

 

赤ちゃんがおなかの中で元気に成長するために欠かせない『胎盤』『臍帯』『羊水』。

今日は、この胎盤・臍帯・羊水それぞれの働きや、起こりやすいトラブルなどについてまとめてみました。

 

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胎盤・臍帯・羊水の働きとは?

【胎盤】

胎盤は、ママの血液にのって運ばれきた酸素や栄養を、へその緒を通して赤ちゃんに送る働きをしています。

また、赤ちゃん側の静脈からは二酸化炭素や老廃物などが、胎盤を通してママの体側に戻されます。

このように、胎盤は必要なものと不必要なものを通すフィルターのような役割を果たしています。

【臍帯(へその緒)】

臍帯は、胎盤と赤ちゃんとの体をつなぐパイプラインのようなもの。

臍帯の中には、2本の臍帯動脈と1本の臍帯静脈が通っていて、この血管を通る血液が赤ちゃんに酸素や栄養を運び、二酸化炭素や総廃物をママの体に戻しています。

【羊水】

羊水は20週以降は主に胎児の尿と、一部羊膜からにじみ出た水分からなる液体で、羊膜の中を満た外からの衝撃から赤ちゃんを守る働きをしています。

胎盤のトラブルとは?

胎盤が内子宮口の一部、または全部をふさいでいることを『前置胎盤』、胎盤が内子宮口のきわめて低い場所にあることを『低置胎盤』といいます。

いずれも妊娠中に分かることが多いんですが、お産が近づくと胎盤の一部がはがれて大出血する恐れがあるので、前置胎盤や低置胎盤の方は、37週に入ったら帝王切開になることが多いです。

また、普通の位置にある胎盤が出産前にはがれてしまうことを『常位胎盤早期剝離』といいます。

妊娠8ヵ月以降に多く、妊娠高血圧症候群の方に多く見られますが、詳しい原因は分かっていません。

胎盤がはがれると赤ちゃんに酸素が送られなくなり、子宮の中で大出血が起こるため、母子ともに危険な状態になってしまいます。

突然の激しい腹痛などの症状が見られたら、我慢したりせず、すぐに病院へ行きましょう。

臍帯のトラブルとは?

赤ちゃんが動いたとき、へその緒が赤ちゃんの首や胴体に巻き付いてしまうことを『臍帯巻絡』といいます。

これは胎児の3割くらい起こり、それほど珍しいことではなく、巻き付いたままでも多くは無事に生まれてきます。

ただし、出産時に臍帯が赤ちゃんと子宮壁にはさまって、赤ちゃんが一時的に苦しくなった場合(臍帯下垂)は、早く出すために吸引・鉗子分娩や緊急帝王切開が必要になることもあります。

まれに、出産時に赤ちゃんの後に出てくるはずのへその緒が先に出てきてしまう『臍帯脱出』があります。

臍帯脱出は逆子や羊水過多、児頭骨盤不均衡、狭骨盤などで前期破水した場合に起こりやすく、緊急の対応が必要になります。

羊水のトラブルとは?

赤ちゃんは自分で羊水の量を調節していて、現在では超音波検査で羊水の量を計測しています。

羊水の量には個人差があり、一般的に30週前後が最も多いといわれています。

『羊水過多』の場合は、赤ちゃんの消化管の閉鎖や筋疾患が、『羊水過少』の場合は、腎臓・泌尿器系や胎盤に問題がある可能性がありますが、これらは比較的まれなケースなのであまり心配しなくていいでしょう。

羊膜が破れて羊水が流れでることを『破水』といいます。

本来はお産が進み、子宮口が全開大になるころに起こりますが、陣痛が始まる前に起こることもあり、それを『全期破水』といいます。

全期破水すると、子宮内に細菌が入って感染したり、へその緒が圧迫される危険があるので、破水したらすぐに病院に行きましょう。

 

 

フィルターの役割を果たす胎盤、赤ちゃんの命綱となる臍帯、赤ちゃんの命を守る羊水。

いずれも赤ちゃんを守る重要な働きをするものなので、何かあれば早急な対応が必要になります。

そのためにも、それぞれに起こる可能性のあるトラブルについて知っておきましょう。

 

 

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