こんにちは、ぺりかんです。

 

今日は、子どもの肺炎の特徴や、種類別の治療法についてまとめてみました。

肺炎の原因と症状

肺炎は、細菌やウイルスなどが気道に侵入し、気管支や肺胞に感染して炎症を引き起こす病気のことです。

風邪症候群や気管支炎など、体の免疫力が低下しているときに感染しやすく、体力のない子どもは症状が重症化することもあります。

初期症状は、発熱・せき・痰・息苦しさなど、風邪の症状とよく似ています。

その後、38度以上の高熱が5日以上続く、痰の出ない乾いた咳がでる、呼吸がヒューヒューと苦しそう、などの症状が出はじめたら肺炎が疑われます。

重症化すると、ぐったりとして食欲がなくなり、脱水症状・中耳炎・喘息などの合併症状を引き起こしたり、激しい咳で嘔吐を繰り返したり、呼吸困難でチアノーゼになることもあります。

肺炎の種類

肺炎は大きく分けて3種類あります。

1つ目は、インフルエンザ菌・肺炎球菌・黄色ブドウ球菌などが原因でかかる『細菌性肺炎』

肺炎の原因の60~70%は、この細菌型肺炎です。

2つ目は、インフルエンザウイルス・RSウイルス・アデノウイルスなどが原因の『ウイルス性肺炎』

ウイルス型肺炎は、インフルエンザやRSウイルスが流行する秋~冬にかけて多くなってきます。

とくにRSウイルスは、1才以下の乳児の70%がかかるといわれています。

そして3つ目は、マイコプラズマ・クラミジアが原因の『非定型肺炎』

マイコプラズマ肺炎は乳幼児がかかることは稀で、かかる人の約80%は6才以上の学童期~14才以下といわれています。

治療法方

肺炎の治療法は、原因の細菌やウイルスのよって異なります。

 

《細菌性肺炎》

細菌性肺炎には、原因菌に合った抗菌薬が有効です。

症状が軽度なら、通院して自宅で抗生剤を服薬し安静にします。

しかし、高熱が続いたり、水分もとれなくて脱水を起こしている場合には、病院で点滴や酸素吸入を行います。

とくに乳幼児は症状が急変することがあるので、多くの場合は入院することになります。

 

《ウイルス性肺炎》

ウイルス性肺炎の場合は、鎮咳薬や去痰薬などを服用したり、気管支拡張剤などでの呼吸をラクにする対処療法を行います。

抵抗力が落ちたところに二次的な細菌感染を起こさないように、抗菌薬を使うこともあります。

 

《非定型肺炎》

非定型肺炎の場合にも、それぞれの原因に合った抗菌薬を使います。

 

※自己判断で服薬をやめてしまうと症状が悪化することがあるので、処方された薬はきちんと飲み切るようにしましょう。

ホームケア

部屋の空気が乾燥していると咳が出やすくなるので、加湿器を使ったり、洗濯物を部屋の中に干して、湿度60%くらいを保つようにしましょう。

また、夜寝るとき体を横にすると咳がひどくなるようなら、背中に枕やクッションなどをあてて、上半身を少し起こした姿勢にすると呼吸がラクになります。

寝ている間に痰が絡んでひどく咳込むときは、横向きに寝かせて背中を軽くトントンをたたいたり、起こして水やお茶を飲ませましょう。

喉が乾燥していると咳が出やすくなってしまうので、水分補給はこまめに行いましょう。

《入浴》

熱が高い場合や、ぐったりして元気がない場合は、入浴は控えるようにしましょう。

お湯で濡らしたタオルを絞り、体をさっと拭いてあげるだけでも十分です。

熱が下がって食欲も戻り、元気になったら、短時間のシャワーから再開しましょう。

《外出》

ほかの人に感染する可能性がある肺炎の場合には、医師の許可が出るまでは外出は控えましょう。

肺炎の治療は安静にすることが大切なので、自宅でしっかり療養しましょう。

《登園・登校》

感染の恐れのあるマイコプラズマ肺炎は、学校保健安全法で、うつす恐れがなくなるまでは登園・登校はできないと決められています。

園や学校によっては対応が異なることもあるので、登園・登校前に確認してみましょう。

 

 

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