こんにちは、ぺりかんです。

 

今日は、小さく生まれた赤ちゃんがかかりやすい病気や、気をつけたいことなどについてまとめてみました。

低出生体重児はトラブルが起こりやすい

ここでいう「小さく生まれた赤ちゃん」とは、早産のために体重が2500g未満で生まれた低出生体重児と、正期産であっても在胎週数に比べて出生体重が平均より少ない赤ちゃんの両方を指します。

小さく生まれた赤ちゃんは、子宮外でも生活に十分に適応できます未熟な状態で生まれてきます。

また生まれたときに、体温・呼吸数・血糖値の数値が正常でない赤ちゃんは、臓器や免疫機能が未熟なため、感染症など様々なトラブルが起こりやすくなります。

【起きやすい病気の例】

●呼吸窮迫症候群

●動脈管開存症

●無呼吸発作

●未熟児貧血

●未熟児網膜症

検査や治療をきちんと受けましょう

小さく生まれた赤ちゃんは、様々な病気にかかりやすい傾向にありますが、病気の経過を見ていくうちに自然に治っていくことも少なくありません。

その一方、小さく生まれた赤ちゃんが病気を発症するると、病気が完全に治るまでの過程で、様々な合併症を起こすことがあるので各種の検査や治療は必要です。

 

ICU(新生児集中治療室)に入院した赤ちゃんは、「呼吸や心臓の状態が急に悪くならない」状態になれば退院となります。

家族の方は今後の赤ちゃんの発育が心配になると思いますが、退院後も病院で定期的にチェックしてもらえるので心配はいりません。

修正月齢(出産予定日からの月齢)で見たとき、体重・慎重ともに小さいながらも母子健康手帳の成長発育曲線と並行して増えているようなら、まず心配はありません。

あまり神経質にならずに、子どもの成長を見守ってあげましょう。

なるべく母乳で育てましょう

小さく生まれた赤ちゃんは消化機能が未熟な上、母体からもらっている免疫も少ないので、できるだけ母乳で育てましょう。

ちなみに、早産をした母親の母乳は、普通に出産した母親の母乳に比べて、成分内容が異なり、脂肪濃度が高く、タンパク質やミネラル、ナトリウムの量が多くなっていて、小さく生まれた赤ちゃんの成長をサポートする成分が自然に調整されています。

赤ちゃんが生まれて3~4週間もすれば、特別な栄誉が必要なくなるので、普通に出産したママの母乳と栄養がほぼ同じになります。

小さく生まれた赤ちゃんは生まれてしばらくすると、未熟な分を取り戻すかのように、よく飲むようになることがあります。

母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ与えましょう。

ただし、吐いたり、うんちの回数が極端に多い場合は与えすぎの可能性があるので、そんなときは助産院やかかりつけ医に相談しましょう。

感染症に注意しましょう

小さく生まれた赤ちゃんは、とにかく免疫力が弱いので、風邪などの感染症にかかりやすく、合併症を起こしたり、重症化しやすいので注意が必要です。

体重が3㎏になるまでは、なるべく人混みには連れていないようにしましょう。

また家族は、手洗いやうがいを念入りにして、ウイルスや細菌を家に持ち込まないように気をつけます。

とくにインフルエンザが流行する季節は、なるべく家族全員が予防接種を受けるなどの予防対策をしましょう。

予防接種は暦月齢や暦年齢で受けましょう

予防接種は暦月齢や暦年齢(生まれてからの月齢と年齢)で受けます。

小さく生まれた赤ちゃんは、ウイルスや細菌に感染しやすいので、予防接種で病気から守ってあげましょう。

予防接種はたくさんの種類があるので、スケジュールをきちんと立てて受け漏れがないようにすることが大切です。

風邪や下痢で体調を崩して予定通り受けられなくなった場合は、かかりつけ医に相談しながら、受ける予防接種の優先順位を決めるなど、スケジュールの立て直しをしましょう。

フォローアップ外来で乳児検診を!

乳児検診も暦月齢や暦年齢で受けます。

NICUでは、小さく生まれた赤ちゃんの発育・発達について定期的にチェックして、家族が安心して子育てできるように『フォローアップ外来』を設けているのが普通です。

フォローアップ外来なら、生まれた直後から見続けてもらえるので、とても安心です。

内容は一般の乳児検診と同じですが、とくに神経学的な面を考慮して検診が行われ、不安なことに対する相談や、これからの育児へのアドバイスも受けることもできます。

里帰り出産などでほかのNICUに入院していた場合は、紹介状があれば自宅近くのNICU外来を紹介してもらえることもあるので、問い合わせ見ましょう。

もちろん、小さく生まれた赤ちゃんでも、とくに経過観察が必要な病気や障害がなければ、自宅近くのかかりつけの小児科で乳児検診を受けることもできます。

 

 

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